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★四柱推命
中国を代表する東洋占星術で18世紀の初めに日本に紹介されました。
その基本は私達人間が住むこの地球がある太陽系宇宙の要素を基に考え出されました。
四柱推命ではあらゆる地球上の生命の要素は木、火、土、金、水の五つの要素に支配されていて、この五つの要素の盛衰、消長によってこの世の全てのものが循環して進むと考えました。
この五つの要素を五行と呼びその五行を陰陽に分けてそれを解り易く
十干( 甲・乙・丙 ・丁 ・戊 ・己 ・庚 ・ 辛 ・ 壬 ・ 癸 )や
十二支 (子 ・ 丑 ・ 寅・卯・辰・ 巳・午 ・未 ・ 申 ・酉 ・ 戌 ・亥 )に置き換えて、
それを、生年、月、日、時間の4要素を四つの柱(四柱)としたものに一定の法則により
当てはめて命式というものを作りそこから其の人の色々な「宿命星」を導き出し、未来の「運命」を占います
★タロット占い
タロットカードは大アルカナと呼ばれる22枚の絵札と、小アルカナと呼ばれる56枚の絵札の計78枚で占います。カードの並べ方にはいくつも種類がありますが、最も代表的な並べ方は「ケルト十字法」。
カードが置かれた位置にそれぞれ意味があり、カードの意味と照らし合わせて占者のセンスとインスピレーションで読み取っていきます。
一般にタロットカードで占える未来は長くて3ヶ月先くらいまでとされていますから、ご自分の運命が気になる方は、最低でも3ヶ月に一度はタロットカードで占って貰うのがベストでしょう。
★紫微斗推命
実際の天体(実星)と架空のシンボルの星(虚星)を組み合わせて108の星が、生まれた瞬間にどこに位置していたかを調べて12の宮に分類した命盤から運命を読みます。
中国版のホロスコープです。
★西洋占星術について
古代バビロニア時代からそのルーツは探せるといわれています。
天空の惑星の配置、運行から人間が受ける影響や事象を見る、ロマンあふれる占術です。
ポピュラーなのは出生時の黄道上の惑星の配置を図にしたネイタル(出生)ホロスコープを使って性格や恋愛観、適職などを見る方法でしょう。
10個の惑星は独自の「個性」を持っています。
ネイタルホロスコープでの太陽は「その人らしくしている点」、月(ここでは月も惑星とみます)は「無意識に出る反応や(いわゆる)性格」、水星は「考え方・交際の仕方」、金星は「こころが落ち着ける環境」、火星は「自分を打ち出すパワー」、木星は「無理なく常識的に持っているポイント」、土星は「苦手意識」など。
土星以降の天王星、海王星、冥王星は進む速度がとても遅いので、世代間に共通する意識・無意識ととらえられます。
同じく黄道を12等分したサイン(おなじみの「星座占い」の「何座」、星座占いでは太陽の位置をみています)もそれぞれ違った性格を持っています。
イメージ的には牡羊座は「まっすぐ」、牡牛座は「のんびり」、双子座は「好奇心」、蟹座は「親しみ」、獅子座は「堂々」、乙女座は「細やか」、天秤座は「調和」、蠍座は「深い」、射手座は「奔放」、山羊座は「どっしり」、水瓶座は「新進」、魚座は「やさしい」・・・
惑星とサインを組み合わせて様々な発見や想像を膨らませることができます。
そうです、占星術はご自分で再度「イメージ」を味わい直すことができるのです。
毎日の生活に内側からも外側からも彩りを与える、そんな利用価値アリ!の占い。
もちろん、過去のこと、未来のことも惑星の運行やその他様々な方法で予測できます。
★算命学
算命占星術は算命学を運勢占いに活かした高度の占星術です。
算命学は陽占法と陰占法の2つの占術に分類できます。
◎陽占法は十大主星と十二大従星の配置により、主として、その人の性格、対人関係、職業の適性などを占うことができます。
性格は、温和なタイプか、プライドが高いか、放浪性があるのか、何事にも積極的か、消極的か、知性、社交性は、異性に対する対応は。その他、長所、短所、特長が判ります。
・対人関係 親、上司、先輩等、目上の人との関係は良好か、同僚、友人との協力性はどうか、子供、部下、後輩等、どの程度の関係になれるか。また幼年期、中年期、晩年期にどのような人と縁があり、関わりがあるのかが判ります。
職業の適性は才能にも関係ありますが、どのような職業が合っているかです。
◎陰占法は算命学理論の基本である、陰陽論、五行説より作られた六十花甲子
(甲子〜癸亥)の組み合わせにより、主としてその人の宿命と生涯を通した運勢全般
を占うことができます。
宿命(生年月日)から天中殺がわかります、どのような種類の天中殺かによって人生の留意点が判ります。また宿命中殺によって波乱型か、あるいは平和型かの区分けができます。
運勢全般 10年ごとの大きな運勢の変化、上昇運、下降運はいつ頃か、金運、または名誉名声の運は、結婚の最良の時期、最悪の時期は、仕事運の上昇、下降の時期はなどが占えます。また家族の運勢もあるていど判ります。
環境 生まれた場所、育った環境によってどのような人生が、より人間らしい生き方なのかが判断できます。
◎算命学の歴史ーー中国占星術朱学院 佐藤校長著書「超脳思考」より一部引用
同じ人間でありなから、特別な努力をしなくても思いどおりの人生を歩んでいる人もいれば、どんなに努力しても報われない人もいます。人間は自分の努力や意志以外の何かの要因によって、決定されてしまう事柄が多く存在しているようです。では一体、何がそれらを決定しているのでしょうか。
今から四千年以上の昔、古代中国の最初の文明が形成されつつあった頃、これらの疑問を考えた人々がいました。彼らはまず「人間とは何か」について考え、研究を重ねた結果、「人間は自然物」であるという思想が生まれたのです。
これらの思想の源には常に「何故人は生まれて死ぬのか?」という、一大テーマがあったようです。それは現代人にとっても永遠の謎のように思われていますが、この謎を解き明かそうとしたものが算命学なのです。
「太陽は東から昇り西に沈む」のような、ごく当たり前のようにも思える大自然というものを考え、そして人間というものを考えた時に人間も他の動植物同様、大自然の一部でしかないということを発見したのです。人間は自分たちの意志ではどうにも出来ない部分を、運が良いとか、運が悪かったんだと言って、片付けてしまいますが、算命学では運勢の良し悪しを、自然の法則を研究することで解明しようとしたのです。
「算命の占技はよく当たるので怖い」といわれるように、非常に的確です。算命学は当時、天地人、全てに通じ、人を意のままにあやつる術といわれる程、神秘化されていたのです。人の運勢を見極める、当時最高の科学的学問であったといわれています。
この頃、中国大陸を統一したあの有名な秦の始皇帝が登場するのです。始皇帝は権力を握ると、算命学を秦王朝の内部だけの秘伝とし、宮廷の外にはいっさい出さないようにし、王朝内部の一子相伝で伝えられ、ついに日の目を見ることもなく今日にまで至ったのであります。
さて20世紀に入り、第二次世界大戦後の中国で共産党革命が起こり、算命学の類は全面的に禁止となりました。その当時、算命学を一子相伝で受け継いだ呉仁和という算命術師が日本に亡命し、その際、それまで数千年の歳月を費やして完成された算命学の資料のいっさいを日本に持ち込み、日本に算命学を残して、自らは再び中国にもどり亡くなったといわれています。
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